――鉄道事業の取り組みは。
「2009年度中に、高崎、宇都宮、常磐各線を東京駅に乗り入れ、湘南方面に直通運転を行いたい。各沿線の利用者は乗り換えなしで、横浜まで行けるようになる。 常磐線は『つくばエクスプレス』の対抗上、有力なルートになる。また、来年3月18日から東武日光線と宇都宮線が相互乗り入れする。日光は貴重な観光資源だが、これまでは(浅草など)東京の東部にターミナルが偏っていた。新宿発になると、西部方面から直通で行けるようになり、利便性が向上する」。(2005年11月23日 読売新聞)
E231系![]() JR東日本の今後の標準型。情報技術の大幅な導入により制御システムを一新した車両。通勤形と近郊形の両方の性能を併せ持ち、仕様を共通化させた車両でもある。従来の車両情報制御装置が持っていた各機器からの情報集約・伝送・表示という情報処理機能から飛躍し、機能の統合集約、編成一括管理制御などを実現した列車情報管理装置(Train Information Management System : TIMS)に進化させている。これにより各種の機能向上を図るとともに引き通し線、車両内配線の大幅削減を実現させた。 |
E501系 1995年に登場した通勤形電車。 常磐線取手以北の交流区間でも使用するため通勤用としては初の交直両用電車として誕生した。車体は209系がベースとなっており、両先頭車に車椅子スペース、ドア上部のLED式停車駅案内装置のほか、ドア開閉チャイムが設置されている。 |
![]() 完成予想図 |
JR東日本は26日、現在は上野駅発着の常磐線の電車を東京駅まで乗り入れるためのルート(東北縦貫線)の工事に5月から着手すると発表した。2013年度中の開通を目指す。
新たに設置する線路は宇都宮線、高崎線と共通で使うため、東京駅に乗り入れられる常磐線電車は一部にとどまる見込みだが、沿線自治体は「通勤、通学の利便性向上が図られる」と喜んでいる。
山手線と京浜東北線の上野―御徒町間は朝の通勤時間帯に、上野駅からの乗り換え客のために200%以上の混雑率になっているが、東京駅への直通運転が実現すれば大幅なラッシュ緩和が期待できる。また、直通運転で東京駅までの所要時間は短縮される。乗り入れ本数など詳細は今後、検討するという。
県や土浦市、取手市など沿線自治体は、常磐線活性化に向け、東京駅乗り入れを要望。常磐線の東京駅乗り入れを巡っては、2000年1月の運輸政策審議会の答申で「東海道線と相互直通運転を行う」として盛り込まれ、02年にはJR東日本が05年度始めの着工を発表していたが、計画が遅れていた。05年8月に開業したつくば市と東京・秋葉原を結ぶつくばエクスプレスは利用客が増えており、JR側は東京延伸で巻き返しを図る構えだ。橋本知事は「東京駅乗り入れは、沿線の活性化のみならず、本県のイメージアップにもつながる。今後は、常磐線の乗り入れ本数が十分に確保できるよう、JR東日本に働きかけていきたい」とのコメントを発表した。(2008年3月27日 読売新聞)
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